12月1日付でコマツ(6301)から中間配当が入りました。
今回は権利付き時点で200株保有していたので、税引後で15,141円の入金です。現在は300株まで買い増し済みで、評価益もそこそこ乗ってきました。
コマツは配当方針を明確に掲げており、今回も中間配当95円・年間190円予想を維持。建設・鉱山機械の需要は減速気味とはいえ、インフラ投資や資源開発の底堅さもあって「業績は減速、配当は維持」というバランス型の局面に見えます。
この記事では、今回の配当金の中身と、自分の保有状況、直近決算・通期予想を整理しておきます。
目次
1. 今回受け取った配当金の内訳
配当金の通知書ベースで整理するとこうなります。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 受渡日 | 2025年12月1日 |
| 配当区分 | 2026年3月期 中間配当 |
| 1株あたり配当金 | 95円 |
| 権利付株数 | 200株 |
| 配当金総額(税引前) | 19,000円 |
| 税額合計 | 3,859円(所得税2,909円+住民税950円) |
| 受取額(税引後) | 15,141円 |
今回は200株分ですが、すでに300株まで買い増しているので、同じ水準の期末配当・来期配当が続くなら、次からは中間・期末ともに「1回あたり28,500円(税引前)」規模のキャッシュフローになります。
2. 私のコマツ保有状況
保有状況をざっくり平均取得単価ベースでまとめると、こんな感じです。
| 項目 | 内容(概算) |
|---|---|
| 保有株数 | 300株 |
| 内訳 | 200株(取得単価 約3,472円)、100株(取得単価 5,100円) |
| 平均取得単価 | 約4,015円 |
| 現在株価 | 約5,111円 |
| 評価額 | 約1,533,300円 |
| 含み益 | 約328,900円 |
| 含み益率 | 約+27% |
| 予想年間配当金 | 190円×300株=57,000円(税引前) |
| 予想配当利回り(現在値ベース) | 約3.7% |
| 予想配当利回り(取得単価ベース) | 約4.7% |
取得単価ベースでは利回り4%台後半まで育ってきており、「高配当寄りのインフラ銘柄」としては悪くないポジションだと感じています。
3. コマツの配当方針と今回の中間配当
コマツは「連結配当性向40%以上」を基本方針に掲げ、業績・投資計画・キャッシュフローを総合的に勘案しながら、安定配当を継続すると明記しています。Yahoo!ファイナンス
今回の中間配当については、以下の通り取締役会で決議されています。Yahoo!ファイナンス
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基準日:2025年9月30日
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1株あたり配当金:95円(前年83円から増配)
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配当金総額:863.18億円
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効力発生日:2025年12月1日
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年間配当予想:190円(中間95円+期末95円)
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今期予想ベースの配当性向:54.0%
決算短信でも、2026年3月期(今期)の年間配当金は「中間95円(実績)+期末95円(予想)=年間190円(予想)」と示されており、前期の年間190円から据え置きです。コマツ 企業サイト
業績予想は減益ですが、それでも配当を維持しつつ、配当性向は40%を大きく超える水準まで引き上げている形です。
4. 直近決算(2026年3月期 第2四半期)のハイライト
2026年3月期第2四半期(中間期)の連結決算をざっくり整理すると、以下の通りです。コマツ 企業サイト+1
| 指標 | 実績 | 前年同期比 |
|---|---|---|
| 売上高 | 1兆8,915億円 | ▲3.9% |
| 営業利益 | 2,770億円 | ▲8.7% |
| 税引前中間純利益 | 2,584億円 | ▲7.3% |
| 当社株主に帰属する中間純利益 | 1,757億円 | ▲12.9% |
| 1株当たり中間純利益(EPS) | 191.80円 | 前年215.93円から減少 |
決算説明の中では、主に以下のような点が挙げられています。コマツ 企業サイト+1
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建設・鉱山機械では、売価改善の努力はあったものの、円高と販売台数減少が響いて減収・減益。
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一方で、産業機械分野は、自動車向け大型プレスや半導体向けエキシマレーザー関連の保守需要が好調で増収。
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中期経営計画「Driving value with ambition」の初年度として、イノベーション・収益性改善・経営基盤改革を進めている。
-
キャッシュフロー面では、配当と自社株買いを実施しつつ、営業キャッシュフローで投資・株主還元を賄っている。コマツ 企業サイト
ざっくり言うと、「売上・利益は前年から一歩後退。ただし事業基盤と株主還元は継続」という内容です。
5. 通期業績予想と株価水準
同じ決算短信で開示されている通期予想は以下の通りです。コマツ 企業サイト+1
| 指標(2026年3月期 通期予想) | 予想値 | 前期比 |
|---|---|---|
| 売上高 | 3兆8,880億円 | ▲5.3% |
| 営業利益 | 5,000億円 | ▲23.9% |
| 税引前当期純利益 | 4,640億円 | ▲23.3% |
| 当社株主に帰属する当期純利益 | 3,200億円 | ▲27.2% |
| 1株当たり当期純利益(EPS) | 351.84円 | 前期473.44円から減少 |
| 年間配当金 | 190円(予想) | 前期と同額 |
これを現在株価5,111円前後に当てはめると、ざっくり以下のような水準感です。
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予想PER:約14.5倍(5,111円÷351.84円)
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予想配当利回り:約3.7%(190円÷5,111円)
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配当性向:54%(会社予想ベース)Yahoo!ファイナンス+1
個人的な感覚としては、「PERは割高でも割安でもない中庸〜やや割安、利回りは3.5〜4%前後で高配当寄り」という位置づけです。
6. 今後の注目ポイント
今後見ておきたいポイントをメモ代わりに並べておきます。
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建設・鉱山機械の需要動向
資源国・北米・新興国のインフラ投資や資源開発のサイクルが、販売数量に直結します。為替と合わせて要チェック。 -
産業機械・半導体関連の伸び
大型プレスやエキシマレーザー関連が伸びており、ここが利益の下支えになっています。半導体投資サイクルがどう動くか。コマツ 企業サイト+1 -
為替と米国関税の影響
今期予想は、円高と米国の関税影響を織り込んで下方修正済み。為替前提(ドル143.2円想定など)と実勢レートの乖離も、今後の上振れ・下振れ要因になります。コマツ 企業サイト -
中期経営計画「Driving value with ambition」の進捗
収益性・キャッシュフロー重視の方針に沿って、どれだけ高付加価値領域へシフトできるか。 -
株主還元(配当+自社株買い)の継続性
現状、配当性向54%まで引き上げたうえで自社株買いも実施しています。このバランスが今後も続くかどうか。
7. 投資スタンス:現状はホールド継続
自分のスタンスは、**「ホールド、下がれば拾う」**です。
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取得単価ベースで利回り4.7%前後まで来ており、インフラ・建機セクターとしては十分満足できる水準。
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業績は今期減益予想ですが、キャッシュフローとバランスシートはまだ余裕があり、いきなり減配するような状況ではありません。コマツ 企業サイト+1
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インフラ投資や資源開発は中長期で必ず必要になるテーマで、景気サイクルを跨いで付き合うタイプの銘柄だと思っています。
一方で、株価が配当利回り3%を大きく割り込むような水準まで買われるなら、さすがに「割安株」というよりは「人気株」になってきます。その場合は一部利益確定も検討、という温度感です。
8. まとめ
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コマツから中間配当95円×200株=19,000円(税引後15,141円)を受け取り。次回以降は300株分の受け取りになる見込み。
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業績は2026年3月期で減収・減益予想だが、年間配当190円予想は維持。配当性向は54%まで上がり、株主還元重視の姿勢がはっきりしている。
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現在株価5,000円台前半で予想利回り約3.7%、自分の取得単価に対する利回りは約4.7%。インフラ・建機セクターの高配当枠として、当面はホールド方針。
景気サイクルの波に飲まれやすいセクターなので、株価も上下に振れると思いますが、「減配せずに配当190円を維持し続けられるか」を軸に、中長期で付き合っていく銘柄として見ていきます。




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