2025年11月18日、日経平均は前日比▲1620円安(▲3.22%)と今年2番目の下げ幅を記録し、4万8702円で引けました。株探
AI・半導体関連を中心にほぼ全面安となり、「高市トレード」で駆け上がってきた日本株に久々の強い調整が入りました。
私の日本株ポートフォリオ(SBI口座分)は、評価額約1208万円に対して前日比▲28.6万円(▲2.4%)。指数ほどではないものの、機械・商社・金融など景気敏感株を中心にしっかりダメージを受けた一日でした。
今日はこの急落の背景とセクターごとの動き、そして私の保有銘柄がどれだけ影響を受けたのかを整理しておきます。
目次
1. 日経平均急落の背景まとめ
① 日経平均は一時1200円超安、5万円割れ
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終値:4万8702.98円(前日比▲1620.93円、▲3.22%)株探
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取引時間中には下げ幅が一時1200円超となり、心理的節目の5万円をあっさり割り込む場面もありました。名古屋テレビ〖メ~テレ〗
東証プライムでは値上がり195銘柄に対し、値下がり1381銘柄。8割以上の銘柄が下げる「ほぼ全面安」の1日でした。株探
② 下げの主因:米ハイテク安+利下げ期待後退+金利・財政不安
主な要因は以下の3点に集約されます。
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米国株、とくにAI・半導体株の急落
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前日の米株市場でナスダックが下落し、AI関連や半導体株を中心に売られました。ダイヤモンド・オンライン+1
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週内に予定される米NVIDIA決算と米雇用統計を前に、AIバブルに対する警戒感が再燃。アジアのハイテク株にも波及しました。Investing.com
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FRB利下げ観測の後退による「金利不安」
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米金利の高止まり観測から、世界的にリスク資産を減らす動きが強まりました。Reuters Japan+1
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日本でも長期金利が上昇し、「財政悪化への懸念」が意識されたことで株式全体のセンチメントを悪化させています。Bloomberg.com
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日本と中国の関係悪化・ビットコイン急落など、周辺材料
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日本への渡航自粛要請などを背景に、前日から小売・観光関連株が売られており、今日の下げにも尾を引きました。名古屋テレビ〖メ~テレ〗+1
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ビットコインが7か月ぶりの安値圏まで下落し、リスクオフムードに拍車をかけたとの指摘もあります。Reuters Japan+1
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2. どのセクターが売られたか
東証33業種はすべてマイナス。そのなかでも下落がきつかったのは次のセクターです。株探+1
| 下落率上位セクター | 概要 |
|---|---|
| 非鉄金属 | 資源価格の不安定さと金利上昇への懸念から、JX金属など素材株が大きく売られた |
| 電気機器 | 東京エレクトロン、アドバンテストなど半導体製造装置株が軒並み安 |
| 機械 | コマツなど、グローバル景気敏感株に利益確定売り |
| 石油・石炭 | 原油市況の調整や世界景気不透明感で売り優勢 |
| 銀行業 | 金利上昇自体はプラス要因だが、リスクオフでポジション整理が進み下落 |
| 証券・商品先物 | 株価急落による売買代金減少懸念から売られた |
逆に、上昇したのは一部ディフェンシブ株のみ。日経平均寄与度では電通グループ、塩野義製薬、花王、そしてKDDIなどが数円レベルで指数を下支えしました。株探+1
3. 私の保有銘柄への影響
① 全体のダメージ
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評価額合計:約1,207万8,853円
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前日比合計:▲28万6,165円(▲2.4%)
指数(▲3.2%)よりはマイルドな下げですが、久々に画面全体が真っ赤になる日でした。
② 銘柄別 前日比一覧
※評価額は今日の終値ベース、前日比率はおおよその数字です。
| 銘柄 | 評価額 | 前日比 | 前日比率 |
|---|---|---|---|
| 積水ハウス | 328,900円 | ▲9,800円 | ▲3.0% |
| JT(100株) | 567,000円 | ▲1,500円 | ▲0.3% |
| 星野リート | 503,800円 | ▲20,800円 | ▲4.1% |
| 日本ホテル&レジ | 82,400円 | ▲500円 | ▲0.6% |
| アステラス製薬 | 189,400円 | +100円 | +0.1% |
| ブリヂストン(200株) | 1,421,400円 | ▲41,400円 | ▲2.9% |
| 日電硝 | 555,200円 | ▲4,700円 | ▲0.8% |
| コマツ(200株) | 1,005,800円 | ▲42,200円 | ▲4.2% |
| アイホン | 276,600円 | ▲2,000円 | ▲0.7% |
| 日産自動車 | 210,780円 | ▲19,500円 | ▲9.3% |
| キヤノン(100株) | 440,000円 | ▲12,900円 | ▲2.9% |
| 住友商事 | 470,100円 | ▲19,500円 | ▲4.1% |
| あおぞら銀行 | 230,300円 | ▲13,800円 | ▲6.0% |
| オリックス | 789,200円 | ▲18,600円 | ▲2.4% |
| KDX不動産リート | 174,800円 | ▲1,300円 | ▲0.7% |
| 商船三井 | 435,600円 | ▲13,400円 | ▲3.1% |
| JT(200株) | 1,134,000円 | ▲3,000円 | ▲0.3% |
| 日本ガイシ | 599,300円 | ▲10,900円 | ▲1.8% |
| キヤノン(200株) | 440,000円 | ▲12,900円 | ▲2.9% |
| イオン | 83,473円 | +1,435円 | +1.7% |
| KDDI | 532,800円 | +2,900円 | +0.5% |
| トリドールHD | 869,600円 | ▲10,200円 | ▲1.2% |
| コマツ(100株) | 502,900円 | ▲21,100円 | ▲4.2% |
| 三菱UFJ | 234,500円 | ▲10,600円 | ▲4.5% |
③ どの銘柄が特にやられたか
今日の主なダメージ源
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機械:コマツ合計▲6万3,300円(200株+100株)
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自動車:日産自動車 ▲1万9,500円
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銀行・金融:三菱UFJ ▲1万600円、あおぞら銀行 ▲1万3,800円
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商社:住友商事 ▲1万9,500円
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ブリヂストン ▲4万1,400円
いずれも景気敏感・グローバル企業・金融という、今日の相場で売られやすいゾーンにきれいに重なっています。
踏ん張った&プラスだった銘柄
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ディフェンシブ医薬品:アステラス製薬 +100円
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内需・小売:イオン +1,435円
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通信インフラ:KDDI +2,900円
日経平均でも上昇寄与度上位にKDDIや塩野義が入っていたように、生活インフラ・医薬品といったディフェンシブ株は相対的に底堅い一日でした。株探+1
4. 今日の下げをどう捉えるか(私のスタンス)
① 「日本株固有の悪材料」というより、グローバルなリスクオフ
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きっかけは米ハイテク安と利下げ期待後退であり、日本企業のファンダメンタルズに急変があったわけではありません。
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一方で、JGB利回り上昇+財政不安という日本固有の懸念も出てきており、「何でも買い」の局面からは一段階ギアが変わった印象です。Bloomberg.com
② 私のポートフォリオは「指数よりはマイルドな痛み」
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日経平均:▲3.22%
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自分の日本株ポートフォリオ:▲2.4%
ディフェンシブ株と高配当株(JT・KDDI・インフラ系REITなど)がクッションになり、指数ほどは崩れていません。リスク資産に全振りしているわけではない、という意味では今の構成は悪くないと感じました。
③ 今日の行動方針
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基本スタンス:ホールド、無理な買い増しはしない
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まだ「パニック売り」というほどの水準ではなく、米金利やNVIDIA決算次第ではもう一段の下げもあり得る局面です。
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ただし、
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コマツ・商船三井・三菱UFJなど、長期的に見て配当+成長を期待している銘柄については、配当利回りが自分の許容ラインを超える水準まで落ちてくるなら、慎重に押し目候補としてウォッチしていきます。
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5. まとめ
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2025年11月18日、日経平均は▲3.22%と今年2番目の下げ幅。AI・半導体株を中心に世界的なリスクオフが広がった一日でした。
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セクターでは非鉄金属・電気機器・機械・銀行・証券など景気敏感セクターが大きく下落。一方で、医薬品や通信の一部には資金が残り、ディフェンシブの強さも確認できました。
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私のポートフォリオは前日比▲28.6万円(▲2.4%)。機械・商社・銀行が痛手となる一方、KDDI・イオン・アステラスなどのディフェンシブ株が下落を和らげました。
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短期的にはまだボラティリティが続きそうですが、長期の「高配当+安定成長」戦略そのものを見直す局面ではなく、むしろ銘柄ごとのファンダメンタルズと配当水準を冷静に再確認するタイミングだと考えています。




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