【2025年11月】ブリヂストン(5108)決算速報──7-9月期は64%増益、株式分割と配当維持で上場来高値へ

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コラム

ブリヂストンが11月12日に発表した2025年12月期第3四半期(1〜9月)の決算では、最終利益が2,035億円と前年同期比で19.5%の減益となりました。ただし、直近の7〜9月期単体では前年同期比で64%の増益と、足元の業績が大きく改善しています。

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さらに、12月31日を基準日として「1対2の株式分割」を発表。株価は発表当日に上場来高値を更新し、投資家からの期待も一段と高まりました。

私は同社株を200株保有しており、評価額は約144万2,000円、含み益は+36万4,200円(+33.8%)です。安定した配当と世界トップクラスの事業基盤を両立する銘柄として、今後も中長期での保有を継続する予定です。


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決算ハイライト

(単位:億円/IFRS・連結ベース)

項目 2025年1-9月期 前年同期比 備考
売上収益 32,349 北米・欧州で堅調推移
営業利益(調整後) 約3,500 ▲10%前後 為替・原材料高の影響
当期純利益 2,035 ▲19.5% 南米事業の採算悪化
第3四半期(7-9月)純利益 約880 +64% 欧米の高付加価値品が牽引

概況まとめ
通期累計では減益となったものの、7〜9月期単体で大幅な増益を記録。
プレミアムタイヤの販売構成比上昇や、欧米でのコスト構造改革が進んだことが寄与しました。
一方、南米市場では依然として需要停滞や為替影響が残るため、地域間の収益格差が課題です。


通期見通し・修正ポイント

(単位:億円)

項目 前回予想 今回予想 前年実績 前年比
売上収益 43,300 43,600 44,301 ▲2%
調整後営業利益 5,050 4,900 4,833 +1%
当期純利益 2,530 2,530 2,850 ▲11%
年間配当金 230円 230円 210円 +20円増配維持

ポイント解説

  • 通期の売上・利益予想はほぼ据え置き。外部環境への慎重な姿勢を維持。

  • 純利益は前年比▲11%の減益見通し。

  • 年間配当は230円を維持し、安定した株主還元方針を継続。

  • 「1対2の株式分割」は流動性向上と個人株主層拡大を目的としたもの。事実上の実質還元策として市場に好感されています。


私の保有状況と株価評価

項目 内容
保有株数 200株
評価額 約1,442,000円
含み益 +364,200円(+33.8%)
現在値 7,210円
予想PER 約18倍
予想配当利回り 約3.2%(230円ベース)

評価コメント
株価は7,000円台で上場来高値圏にありますが、配当利回り3%超と高水準を維持。
利益水準の減少を織り込みつつも、足元では利益率改善が進み、欧米事業の採算向上が見え始めています。
バリュエーション的にもPER18倍前後と割高感はなく、「妥当〜やや割安」水準といえます。


今後の注目ポイント

  • プレミアムタイヤ拡販:高付加価値品へのシフトによる収益率向上が継続するか。

  • コスト構造改革の進展:欧米・南米の生産拠点再編と費用削減がどこまで実を結ぶか。

  • 為替・原材料リスク:ドル高・原油高がどの程度利益を圧迫するか注視。

  • 南米事業の立て直し:今期減益の要因。改善が進めば業績回復加速へ。

  • 株式分割後の需給動向:流動性向上による個人投資家の参入が株価を下支えできるか。


投資判断・私のスタンス

私の判断は「ホールド継続・押し目買いスタンス」です。

  • 配当利回り3%超の安定感:減益予想下でも株主還元を重視する姿勢が明確。

  • 第3四半期単体の業績回復:64%増益という改善は構造的転換の兆し。

  • 株式分割による流動性改善効果:個人投資家の買い参加で需給面が好転。

短期的な利益確定売りには注意しつつも、中長期では株主還元と事業体質の両立が進む銘柄として魅力的です。
私は今後、分割後の株価調整局面があれば段階的な買い増しを検討します。


まとめ

  • 第3四半期累計(1-9月)は減益だが、7-9月期単体で64%増益と回復基調。

  • 通期は減益予想ながら、配当230円維持で安定した株主還元姿勢。

  • 12月末基準で1対2の株式分割を実施。

  • 株価は上場来高値圏、利回り3%超を確保。

  • 中長期保有に値する「安定+再成長」銘柄と評価。

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