「サイゼリヤは高配当株として買いなのか?」
2025年7月、人気外食チェーンのサイゼリヤが配当増額を発表しました。
飲食業界では珍しい安定成長を続ける同社ですが、実際の配当利回りや株主還元姿勢は投資先として十分か?
本記事では、最新の決算内容・増配発表の時期・利回り・株主優待・今後の成長性を整理し、高配当株投資家の視点から買いかどうかを判断していきます。
目次
🔍 増配発表はいつ?サイゼリヤが期末配当を引き上げ
2025年7月9日、サイゼリヤは期末配当の増額修正(25円→30円)を発表しました。
業績が好調に推移していることを背景に、株主還元の強化を図る姿勢がうかがえます。
この発表により、投資家の間で再び注目が集まる銘柄となりました。

📊 最新決算(2025年8月期 第3四半期)のポイント
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売上高:1,883億円(前年同期比 +15.4%)
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営業利益:106億円(+5.4%)
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純利益:77.8億円(+50.4%)
特に純利益の大幅な伸びは、既存店の収益改善や海外展開の好調が要因とされます。
■ 通期業績予想(据え置き):
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売上高:2,587億円(+15.2%)
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営業利益:155億円(+4.3%)
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純利益:103億円(+26.4%)
💰 配当利回りは?配当性向・増配傾向をチェック
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年間配当:30円(2025年8月期・増配後)
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配当利回り:約0.6%(株価4,975円換算)
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配当性向:約15%
サイゼリヤは配当性向が低く、増配余力を残しているのが特徴です。
株価水準によっては利回り向上が期待できます。
🎁 株主優待はある?2023年に廃止済み
かつては自社食事券を株主優待として提供していましたが、2023年8月末権利分を最後に廃止。
現在は配当金のみが株主還元の柱となっています。
🏢 サイゼリヤの事業構造・売上構成
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業種:外食チェーン(イタリアン)
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国内店舗数:約1,000店
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海外店舗数:約500店(中国・東南アジア中心)
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売上構成:店舗運営が主力(飲食売上が大半)
国内外の店舗戦略により、売上を拡大中。中国やASEAN諸国での展開が近年の伸びを支えています。
📈 サイゼリヤは内需依存?それとも海外成長企業?
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元々は内需依存型の飲食企業ですが、現在はアジア進出による分散型モデルに進化中。
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一方で、原材料高・為替の影響を受けやすく、外食業界特有の景気変動リスクもあります。
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ただし、DX・業務効率化による利益率の改善が進み、収益構造の安定化が進んでいます。
📋 指標まとめ表(2025年7月時点)
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 配当金 | 年間30円(増配) |
| 配当発表日 | 2025年7月9日 |
| 配当利回り | 約0.6%(株価4,975円) |
| 配当性向 | 約15% |
| 株主優待 | 廃止(2023年8月末) |
| 売上構成 | 国内外の店舗運営が主力 |
| 業績傾向 | 増収・増益・純利益50%超成長 |
| 成長性 | アジア進出が寄与/既存店も改善中 |
✅ 結論:サイゼリヤは高配当株として「買い」か?
私の投資判断軸:
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配当利回りが4%以上
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業績が安定して成長していること
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株主還元(優待または増配)に積極的な企業
この観点から見ると…
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配当利回りは0.6%と物足りない
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株主優待は廃止済み
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業績や成長性は非常に魅力的
したがって、「今すぐ買う」銘柄ではないが、押し目や増配トレンドが継続するなら保有候補として要注目です。
特に今後、株価が調整し利回りが上昇する場面があれば、再度投資タイミングを検討したいと思います。
以上です。




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