KDDI(9433)2020年3月期決算を発表。10円増配で年間115円に。

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日本株
KDDIの株価推移

昨日2020年5月14日にKDDIは、2020年3月期決算を発表しました。
結果として、売上高・営業利益ともに前年増を達成し、配当金も前年比10円の増配となりました。

早速、詳細を見ていきましょう。

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2020年3月期の実績は?

2020年3月期の決算では、ご覧の通り売上高・営業利益ともに増収増益です。

2020年3月KDDI決算資料

細かく数字を見てみると、当期純利益は若干マイナスですが、
本業の利益を示す営業利益でプラスは頼もしいですね。

2020年3月KDDI決算短信

KDDIのセグメントごとの実績は?

セグメントごとの実績は以下の通りです。

パーソナル

パーソナルセグメントは一般消費者向けに通信サービス、金融、コマース、エネルギー、エンタメ、教育などを提供するセグメントです。

売上高:4,568,003百万円  前期比:3.3%
営業利益:872,721百万円 前期比:ー1.3%

売上高は、前期と比較し、端末販売収入が減少したものの、エネルギー事業収入の増加に加えて、auじぶん銀行連結子会社化による金融事業収入の増加等により、4,568,003百万円(3.3%増)となりました。
営業利益は、前期と比較し、端末販売の粗利減少や減価償却費、販売関連費用の増加等により、872,721百万円 (1.3%減)となりました。

ビジネス

ビジネスセグメントでは、日本国内及び海外において、幅広い法人のお客さま向けに、スマートフォン等のデバイス、ネットワーク・クラウド等の多様なソリューションに加え、「TELEHOUSE」ブランドでのデータセンターサー ビス等を提供するセグメントです。

売上高:923,474百万円  前期比:4.2%
営業利益:147,535百万円 前期比:20.8%

売上高は、前期と比較し、採算性の低い事業の整理等により収入が減少したものの、ソリューション収入、エネルギー事業収入の増加により、923,474百万円(4.2%増)となりました。
営業利益は、前期と比較し、売上高の増加に加えて、通信設備使用料、アクセスチャージ、端末販売原価等の減 少により、147,535百万円(20.8%増)となりました。

2021年3月期の予測は?

KDDIの2021年3月期の予測は、コロナの影響があるにもかかわらず開示しております。

KDDIの2021年3月期決算予測

今期の2021年3月期については、
売上高:52,500億円
営業利益:10,300億円
当期純利益:6,400億円

と増収増益を目指しています。

増収増益とポジティブな予測です。

KDDIの配当金について

2020年3月期の配当金は、10円の増配となり年間で115円の配当となりました。

今期の配当金についても増配を予定しており、年間120円を目標としており、19年間連続の増配となります。

KDDI配当金の推移

中期経営計画では、株主還元の強化も視野に入れており、今後の還元が楽しみです。☺️


※中期経営計画より

直近株価は?

直近の株価は、3,148円と割とコロナの影響も受けず、通信関連銘柄らしく安定しています。

KDDIの株価推移

まとめ

KDDIの決算は、増収増益で安心が持てました。
また配当金についても増配を着々と進めており、高配当株投資の強い味方です。
株主優待も充実している点も嬉しいですね。

今後も5Gなど通信関連にも話題が多いので、ホールドしていきます。

以上です。

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